name = ユウキ
分類 = 高校生
タイトル = 不登校から変わった自分
体験談 =
中学のとき、不登校になった。
それ以前も含めて、私はあらゆることに関して劣等感を抱いていた。
それでも一番つらかったのは、自分に貼られた『不登校』というレッテルだった。
去年高校生になって、やっとほんの少しずつ、自らが自らに貼ったレッテルを、はがしていけるようになった。
今の高校に入れたことは、本当に私の人生を変える出来事だった。
今は、自分が不登校になってよかったと思っている。
自分はめちゃくちゃ狭い世界で生きてたなあと、その世界から早く抜け出せてよかったなあと、心からそう思う。
もしあのまま耐え忍んで中学通い続けてたら、今も頑張ってたらって考えると怖くなる。
少なくとも私の通っていた中学は、ひとつの価値観が完成されていた。
その価値観に先生も染まっていたし、生徒にも押し付けられていた。
先生も生徒も、一個一個の人間なのに、価値観も性格も、持っている力も、生き方も、すべて違う人間が集まっているのに、先生はその学校が作り上げた価値観を持ってして、生徒と接してした。
合わない人間が出てくるのは、必然的なことだと思う。
そのことに私がようやく気づけたのは、つい最近のことだ。
もしも凄い抑圧的でスパルタな指導を受けてそれを耐え忍ぶことができたら、その達成感は分かりやすいし自身にもつながるやろうけど、でも自分で考えて自分で選んで自分で行動して、人のせいにもできひん状況でほんまに自分のやりたいことをやれたら、形はなくても私はそっちの方がよっぽど自身につながると思うし、この何がホントか分からん世の中にいつかは放り出されたとき、必要なのは後者の力やと思う。
これから私は初めての接客業に挑戦し始める。
またいっぱい苦しんで、泣くと思うけど、今の私には助けてくれる先生たちがいる。親に友達にも見せられなかった涙を、今は、先生の前なら自然に流せる。
一人じゃないから戦える。全くのネガティブでいつも無難な方を選んできた私が、今は勇気のいる方を選ぶようになった。
失敗も、「話せるネタができた!」と笑えるようになった。
これも全部、先生と友達のおかげ。
カウンセラーでもなければ、心理学をかじったこともない一人ひとりの人間。
正論じゃなく、自分の信念で向き合ってくれる先生。
最近一番お世話になっている先生からきたメールや、もらった言葉を紹介します。
【『うまく』生きようとするのではなく、『思い切り』生きて欲しい。
思い切り悩んで葛藤して苦しんで、思い切り休んでサボって、思い切り腹を立てて(時に思い切り腹をくくって:笑)、思い切り笑って、思い切り汗して、思い切り涙して、思い切り涙して、一生懸命生きて欲しいです。
今は焦らず、心と身体を休めながら、のんびり生きればいい。心からそう思います。
また余裕ができたら、思い切り汗したりもできるからね。】
【不登校は、逃げじゃないと思うよ。負けでもないと思う。
学校って、他人(ひと)がつくったもんやからね。確かに他人の価値観の中では負けかもしれん。
でも、苦しんで不登校になったその人自身にとっては、全然負けじゃないよ。
俺はむしろ、今の社会のおかしさにちゃんと反応できて、「よく逃げてきた!!」と思うよ(笑)。
それで、「よく自分の思いから逃げへんかったな。頑張ったな。」って思う。
ユウキさんが学校に行かなくなったことは、今の世の中に対する教訓やし、提起やで。
しょうもない損得とか体裁に大人が振り回されて、その大人に子供が振り回されてる。一番外にいる子供は、一番無力で、遠心力がかかってしんどいんや。
ほんまに大事なことが、どんどん見えなくなってる時代なんや。
新聞の本の広告みたらな、「しあわせになる法則」とか「東大生の育て方」とか、方法論ばっかりや。
アホかっちゅうねん(笑)。
ほんまはな、なにより今、ユウキさんが生きてることが、すばらしい。
ただそれが、ホンマに尊くて素晴らしいことなんや。
それだけで十分なんや。】
コメントの投稿
メッセージ、アドバイス、再返信をすることができます。ボランティア登録されているかたはサインインしてください。匿名(とくめい)による書き込みは内容を確認した後公開されます。